バルセロナから日帰りで行ける町を紹介していきます。
バルセロナ・サンツ駅からジローナまで約1時間~1時間半、列車に乗って行くことができます。
1部の車両を除き、バルセロナの中心部にある、パセジ・デ・グラシア駅から乗車することもできます。
また、バルセロナの北バスターミナルから1時間20分バスに乗って行くこともできます。
近いのでルートはそれぞれお好みでどうぞ!
川に映る家並みが美しいジローナ
ジローナ駅から東に向かって歩き、南北に流れる川の東側が旧市街です。
オニャー川に架かる橋から旧市街を望むと、川に映った街並みが見られます。
川に吊るされたように続くこの景色がこのジローナの象徴、駅に着いたらさっそく見に行きたいですね!
ロマネスク芸術の傑作を所蔵するジローナ大聖堂
大聖堂はゴシック様式、回廊はロマネスク様式、ファサードはバロック様式と、複数の様式が混在したジローナの大聖堂です。
宝物館にある“天地創造のタペストリー”は、ロマネスクの至宝とされ必見です!
1100年頃に作られ、旧約聖書の天地創造の場面が刺繍されています。
またジローナには他にも、中世のたたずまいを残すユダヤ歴史博物館や、イスラム様式を模したアラブ浴場など小さい町ながら見所があります。
《ジローナ大聖堂カテドラル》
■開館時間 10:00〜20:00 (11〜3月は〜19:00)
■休館日 1/6、12/25.31
■料 金 5€、日曜無料
《ユダヤ歴史博物館》
■開館時間 10:00〜18:00 (7〜8月は〜20:00)、日・祝:10:00〜14:00
■休館日 1/1.6、12/25.26
■料 金 2€
《アラブ浴場》
■開館時間 10:00〜19:00 (10〜3月は〜14:00)、日・祝:10:00〜14:00
■休館日 1/1.6、12/25.26
■料 金 2€、学割1€
古代アンプリエスの遺跡
アンプリアス(カタルーニャ語: Empúries [əmˈpuɾiəs]、スペイン語: Ampurias)とは、現在のスペインカタルーニャ州アルト・アンプルダーに存在した街です。
街は地中海岸にあり、紀元前575年、ギリシャの都市国家ポカイアからの植民者が建設し、後にローマ人によって支配されたのだとか。
遺跡は自治体ラスカーラの北部サン・マルティー・ダンプリアス地区に位置しています。
駐車場があるので車で行くことができ、また自治体中心地区のラスカーラから遊歩道を歩いて向かうこともできます。
ジローナ駅からは車で約1時間ほどで行くことができ、ギリシャとローマそれぞれの遺跡を楽しみましょう。
ジローナ県バニョーラスの湖
バニョレスの町は、ピレネー山脈とコスタ・ブラバのほぼ中間地点にあります。
自治体内には、イベリア半島最大の天然湖であるバニョレス湖があります。1992年のバルセロナオリンピックでは、バニョーラス湖がボート競技会場となりました。
バルセロナからは車で約2時間、約150km離れています。2020年の東京オリンピック、ボート競技の会場、東京から離れてもいいのでは?と思えます。
中世の姿を残したベサル村と美しい橋
ジローナから車で約40分ほどのところに、ベサルという村があります。バルセロナからならバスで2時間ほどの場所です。人口3000人にも満たない小さな村。
そこには中世の町並みが広がり、ロマネスク様式の建物が多く見られます。
川の岩を足場にして造られた、これまたロマネスク様式の橋が非常に美しい!!まっすぐではない独特な橋、防備のために造られたそうです。
何とも心洗われる景色に出逢えそう!ジローナまで来たら、ベサルへも足を延ばしてみたいものです。
それほど大きくはないジローナ。でも見所はたくさんあります!バルセロナからの日帰り旅行先としては定番かもしれませんが、中心部から離れれば離れるほどやはり観光客は少ないはず。
ザ・観光地よりもあまり知られていない絵になる場所を見つけられたら、もっと楽しい旅作りができそうですね。自分たちだけの思い出になる場所をたくさん探しましょう!