水の都ベネチア。期待を裏切る事のないその美しい街並みと水路を船で移動する、まさに非日常的な空間です。そんなベネチアでの思い出の一部を綴ります。
移動からチェックインまであたふた
バルセロナを後にして午前便でベネチアへ向かいました。
そこであたふた①
空港からベネチアの中心部に近いターミナルまでのチケットの買い方が分からなかったのです。
チケットの買い方を事前にネットで調べて印刷して行ったのですがよくわからない・・・
目の前にバスが停まっているのに!
運転士さんは自販機で買ってと、有人窓口はなさそうでした。
そして3度目のトライでやっと2枚乗車チケットを購入でき、何とか時間を無駄にすることなくバスに乗り込めました。
バスを降りたら水路の街!?と思いきや水路の街の中へ入るにはまず水上バスにならなければ行けませんでした。
そして、またまたチケット購入であたふた!
2日券乗り放題のチケットの買い方がわからず、結局有人窓口で購入しました。
この時は何本か水上バスを見送ることになってしまいましたが、気を取り直しいざホテルへ!
あたふた②
水上バスの駅から徒歩ですぐの場所にあるプリンチペというホテルを予約していました。
ただチェックインするには少し到着が早過ぎたようでしばらくロビーで待たされました。
その後通された部屋は予約した運河が見える部屋ではなく、窓さえ小さすぎる部屋だったのです。
確認のためフロントへすぐ向かいました。
予約確認書にもしっかり書いてあるでしょ!とフロントのお兄さんに見せたところ、ん?!
運河沿いの部屋ともスタンダードの部屋とも両方の記載があるではないですか!!
すぐに現地の手配エージェントに確認をとってもらいましたが、それもかなり待たされました。
運河沿いのお部屋で間違いないと確認が取れたような電話のやりとり、イタリア語なのでわかりませんが。
前日までの疲れと早朝からの移動のうえ、部屋に入れるまで待たされたおかげで少し不機嫌だったので、フロントのお兄さんにツインとダブルどっちがいいかと尋ねられてもすぐに部屋のランクアップとは気がつきませんでした。
「とにかく早く休みたいからどっちでもいい」と伝えました。
でも部屋に入ってびっくり!!青ベースの何とも私好みで素敵なお部屋だったのです!
最初に通された部屋と大違い!
それでさっきの質問だったかのか・・・嫌なお客でごめんなさい。
あたふた3連ちゃんの1日ではありましたが、2泊を過ごすお部屋が素敵ですべてがチャラになった気がしたようなラッキーでした。
橋の上で
ホテルで休憩した後早速運河にかかる橋へ向かいました。
風景を撮ったり自撮りしたりと写真撮影を続けていると西洋人のおじさんが近づいてきました。
右手を差し出して、シャッターを押すジェスチャーを繰り返していました。
2人の写真を撮ってあげようと言っているのだとわかり、少し躊躇しましたがお願いすることに。
何枚かパシャパシャとカメラの向きを変えながら撮ってくれました。
“thank you”とその場を離れようとしたら、1ユーロ、1ユーロと繰り返す。
チップ?を要求され・・・
それであんなに積極的に写真を撮ってくれようとしたのか〜
ベネチアまでの旅程の中で不慣れなチップをあまり払ってこなかったし、まぁいいかぁとその場は1ユーロ渡しました。
後でホテルでその日の写真を見ていると、例のおじさんが撮った写真、ぜーんぶ見事にブレてました!
まぁ旅してればこんなこともあるよね〜特に気分を害することなくやり過ごせたのは旅行中という非日常の中での出来事だっからではないでしょうか。
うろうろ
さてさて気を取り直してお土産探しに出かけます。
スペインから続いてご当地マグネットを集めはじめたため、当然ベネチアのマグネットも欲しくなりました。
もう何年も前の放送ですが、「世界の果てまで行ってQ」で、イタリア国内でどれだけご当地マグネットを買えるかという企画を思い出してベネチアでもうろうろ。
いくつも出店をはしごして、やっと好みの金属製のマグネットを発見!
はしごした他の店にはなく、購入した店にも1つしかなかったのが決め手となり、現在わが家の冷蔵庫にはりついています。
美食を堪能する!
ベネチアといえば?イタリアンといえば?
ありきたりなものをランチで食べてしまっていたので、ガイドブックで最も気になった“クモガニサラダ”が名物のお店へ行きました。
スペインもそうでしたが、イタリアでも18〜19時はレストランはまだそんなに混雑しておらず、ほとんど待たずにテーブルにつくことができました。
テーブルへ案内されて通った配膳用テーブルには、甲羅に入った大量のクモガニサラダが!!ガイドブックそのままにディスプレイされていました。
当然そく注文!期待を裏切らない美味しさでした!!
もういくつでも注文したい気分でした。
ベネチアを訪れた際は、是非トラットリア・アッラ・マドンナのクモガニサラダを食べてみてください!!
夜のベネチア
昼間のどこを切り取っても絵になるベネチア、夜もまたどこから見ても写真アングルになる夜景がそこここにありました。水路にうつる街並みの明かりやボートのライトなどがそれはそれはロンマンティックな雰囲気をつくりだしていました。
ベネチアの昼と夜の顔それぞれを楽しむのがおすすめです。
ただ、夜になると明かりが少ないエリアもあるし道に迷いやすくなるのでご注意ください。
最後に
The観光地ベネチアを訪れてみて、帰国してからまた行きたいなとやっぱり思ってしまうのでした。
スペインの行きたい都市を行き尽くしたら次はイタリアの妄想旅行をすると思います。
ベネチア始めイタリアを縦断する旅の。