スペインの首都マドリッドより日帰りで行ける町を紹介します。
トレドの町は、マドリッド・アトーチャ駅より高速列車で約30分と近いのが嬉しいですね!
朝から観光してマドリッドへ戻り、マドリッド市内をぶらぶらすることもできるし、最適な日帰り旅行先ではないでしょうか。
マドリッドへ来て1日あるならトレドへ行け、と言われているとか。それくらい素敵な町なんでしょう。
エル・グレコの世界が広がるトレド旧市街
トレドの町に魅せられ、後生をこの町で送った画家エル・グレコ。彼が描いた当時そのままのトレドを見られます。
今も変わらずそこにある風景がつくられるまでの歴史的背景を知っておけば、もっとトレドを楽しめるでしょう。
ローマ時代、ユダヤ教、西ゴートやイスラムの支配を経て、最終的にキリスト教徒によって街は現在の姿をとどめています。
スペイン・カトリックの総本山がおかれたカテドラル
ゆうに200年以上の歳月をかけて建設された大聖堂です。
旧市街のほぼ中央に位置しており、すぐそばにはインフォメーションがあるので、その他2箇所のインフォメーションで地図をもらいそこねたらここで入手しましょう。
町歩きの際に、近くを通るルートで歩いてみるのが良さそうです。
丘の頂きにそびえるアルカサル
トレドの全景を見ると、ひときわ目立つ大きなお城です。四隅に柱の塔があり、四方を囲まれたまさに要塞として建てられたつくりが特徴的ですね。
アルカサル前からは1時間おきに、下記で紹介するパラドールの少し手前にある停留所で行くことができます。
トレド全景は必見!!
スペイン国内に国営ホテルが点在しており、ここトレドにもそのパラドール・デ・トレドというホテルがあります。
どの町にあるパラドールも少々おお値段が張るお部屋が多いのですが、トレドのパラドールなら街全体が見渡せる絶好のポイントに宿泊できます!
宿泊客でなくてもホテルのテラスでお茶を楽しめたり、ホテルのそばには展望台もあります。タホ川をはさんで南側へはパラドールか展望台くらいしか行く目的はなさそうですが、ぜひ行ってみましょう。
そして明るい時間と夕暮れ時から夜のライトアップまで、色々な表情を見せるトレドの風景を堪能したいものです。
トレドの町はソコトレンと言う町を一周する、可愛らしい路上を走る列車や、2階建ての観光バスもあり少し駆け足でトレドを堪能することもできます。
2階建てバスはトレド駅や展望台へと停まるので、上手に取り入れてスムーズに日帰り旅行を楽しんでみましょう!