前回に引き続き、またまた鉄道ネタをもう一回。
スペインが好きなら、その鉄道も気になってくるので不思議です。
ヨーロッパ鉄道関連の雑誌を買ってみたり、路線やルートに時刻表の調べ方等楽しみ方は様々。その中でも車両に駅に車窓からの風景と、いくつかピックアップしてみました。
スペインが誇る高速列車AVE
主に長距離移動用の高速列車として走っているのがこのAVEの車両です。スペイン語で“鳥”を意味するそうで、1992年に運行を開始しました。
座席は全席指定で、PREFERENTE(1等)とTRISTA(2等)とにクラス分けされており、PREFERENTEの座席では時間帯により食事やドリンクのサービスが付いています。
またTRISTAでも車内にテレビがあり、ヘッドホンを使って見ることができます。
車両にもよるのですが、軽食が取れる食堂車があったりします。あ!座ってではなく、大抵カウンターでたち飲み食いですけどね。
バルセロナ・マドリッド間なら2時間半と、大阪・東京間の新幹線移動と同じ感覚で利用できます。スペイン旅行の計画をする際の参考にしてくださいね。
バルセロナのレトロなブルートラム
こちらはスペイン国鉄ではなく、バルセロナ市営のトラムです。バルセロナ市内の中心部はほとんど地下鉄が網羅しており、トラムに乗る機会はあまりないかもしれませんが。
バルセロナには路面電車が複数走っていおり、そのほとんどが新市街エリアを走るルートで、観光客の利用より市民の通勤としての利用がほとんどです。
この写真のブルートラムは、旧市街郊外から山上の遊園地を結ぶ区間のみ運行されており、一時廃止されていた旧タイプの路面電車です。
復活したブルートラムの路線は、土日祭日のみ運行されているようです。機会があればぜひ!
バルセロナ・フランサ駅の駅舎
以前、バルセロナからタラゴナへ日帰り旅行した際に利用した駅です。
この駅舎内の造りの美しさ!こちらは終点駅で、もっとバルセロナの中心寄りにあるサンツ駅を利用する方が本当は便利なのですが、一見の価値ありです!
バルセロナ・サンツ駅のプラットホーム
ヨーロッパのターミナル駅でよく見られる、行き止まりの線路が櫛状に並んでおり、頭端式ホームと言うそうです。
日本に住んでいるとこういった造りの駅にあまり馴染みがないように思えますが(個人的な感覚ですが)、実は私鉄の終着駅なんかはこんな感じです。バリアフリーの観点から、長崎駅や函館駅も同じく頭端式ホームです。
ヨーロッパのターミナル駅によく見られるような、高いドーム型の天井にガラス窓がはめ込まれたような壮麗な作りではないのであまりピンときませんが、日本の駅舎でも意外と存在しています。
駅によって様々なデザインがなされているので、駅舎の楽しみ方も様々ですよ。
サラゴサ駅のプラットホーム
こちらはなんとも近代的で照明が明るいなホームですね。
サラゴサの町自体は歴史ある町ですが、町中ではっきりと新旧が比較ができるのも旅の楽しみ方の1つかもしれませんね。
マドリッド・アトーチャ駅の熱帯植物園
マドリッドの回で紹介したと思います。
熱帯植物園の周りにはベンチやカフェがあり、市民の憩いの場でもあります。これから旅へ向かう人、帰ってきた人、友人知人を出迎えに来た人と様々です。
車窓から風景にハッとすることも
スペインの各地で見られるオリーブ畑や、乾燥した大地の風景は、田園風景に馴染みを持つ私にはとても印象的でした。
都市部を離れ郊外を抜け、更には民家もまばらな荒涼とした風景さえも新鮮です。
いつも通り好き勝手書きましたが、前回からの鉄道ネタに続き、やはり旅好きと鉄道好きがマッチするとこのようなことになります。
調べれば調べるほど色んな情報が出て来ますし、発見するだけでテンションが上がるという幸せ者です。
たくさんあるなかで“好き”が見つかると、大人になった今の生活をとても充実させてくれますよね。
また気が向いたら鉄道ネタをつづります。