リスボンの西にあるシントラへ向かい、その後ユーラシア大陸最西端のロカ岬を目指す日帰りプランはいかがでしょう。
1日あったら充分楽しめそうです!

シントラ駅のアズレージョが美しい!

リスボンからシントラ駅までは、ロシオ駅かセッテ・リオ駅から鉄道で約40分ととても近いです。小さな町なので、駅からそれぞれの見所まで434番のバスに乗って1本!
駅の中のアズレージョを堪能して、さらにインフォメーションで地図をもらうのを忘れずに!

シントラ駅からバスに乗ると窓から見えるかどうかというところですが、駅と次の停留所のシントラ・ヴィラとの間に「ムーアの泉」という泉があります。
駅からシントラ・ヴィラという町の中心までは徒歩で20分なので、帰りより到着してテンションが上がっていて元気なうちに見に行きたいですね。こちらもタイル装飾が美しいです!

ムーア城跡からシントラの町をのぞむ

シントラ・ヴィラにあるレプブリカ広場はレストランやお土産やさんがあるので、午前中のうちにシントラに着いたらランチと休憩はここで。
なので先にムーアの城跡へ向かいます。

7〜8世紀ムーア人によって築かれたところで、現在は廃墟のようですがシントラの町が一望できます。
徒歩で往復30分ほどかかるようなので、見学には1時間くらい必要でしょう。

色んな様式を兼ね備えたペーナ宮殿

ムーアの城跡も小高い丘の上、こちらのペーナ宮殿もその横にある山頂に建っています。
434番が停まるバス停から、さらに宮殿の入り口まで行けるバスがあります。

イスラム、ゴシック、ルネサンス、マヌエルなど様々な様式の寄せ集めが不思議な魅力のペーナ宮殿です!シントラに行ったらはずせませんね。

地の果てにあるロカ岬で写真撮影!

シントラ駅前から、カスカイス行きのバスでロカ岬へ向かいます。カスカイスまでは約20分、ロカ岬まではトータル約40分です。

ロカ岬には、ポルトガルの大詩人カモンイスの詩が刻まれた石碑がポツン。他にはバス停前にインフォメーションとお土産やさん兼レストランが一軒だけしかありません。
インフォメーションでは最西端到達の証明書を発行してくれます。忘れずにぜひ!

帰りはまたバスでカスカイスに戻り、カスカイス駅からリスボンのカイス・ド・ソドレ駅行きの列車で帰ることができます。

もしシントラへは日帰りではなく1泊したいという方に!

シントラにはポルトガル最古のホテルがありますよ。1764年創業のイベリア半島でも最も古いとされるホテルです。
クラシックなレストランのある5つ星ホテルはいかがでしょう?

日帰りを想定してのプランでしたが、朝からシントラ→ロカ岬のこのスケジューリングなら、リスボンに戻ってきてからも十分に夕食の時間帯に間に合います。
ポルトガルに行ったら、ぜひ最西端のロカ岬へ行きましょう!