卒業旅行で行った懐かしのローマ2日目。
ローマ1日目は、ホテルとナヴォーナ広場間の送迎がありましたが、それは初日だけでした。
2日目からは自分たちで移動しなければなりませんでした。
初めて乗る市内のバス
ホテルのフロントのスタッフさんに「中心部へ行けるバスはあるか?」と尋ねると、ちょうどホテルから大通りを出たところにあるとわかり、さっそくバス停へダッシュ!
ここでの時間のロスが気になるなら、もっと下調べをちゃんとしないとね!!
朝のサンタンジェロ城を眺める
さて、またしてもお気に入りとなったテヴェレ川沿いを散策しました。
前日は夕方と夜の姿を見たので、今日は明るい時間帯のサンタンジェロ城を眺めました。
川沿いに歩いていると、水彩画を描いている人を数人見かけ、サン・ピエトロ大聖堂の絵が気に入ったので母へのお土産に買いました。
5ユーロにしては、サン・ピエトロ大聖堂が夕暮れの色合いで表現されており素敵だったんです。
パンテオンに吸い寄せられて
そのあとも特にどこへともなく歩いていると、大きな柱の建物を発見!
ロトンダ広場に出たと思ったら、その巨大な姿に圧倒されてすーっと近づいて行きました。
ローマ時代のものであるということぐらいは何となくわかりましたが、やはり「歴史的背景を知らないと何とも感動の度合いが異なる」とは、年齢を重ねてから知りましたが。
ローマ時代、エジプトの巨石文明に圧倒されブームとなった際に建てられた大きなオベリスクなのでしょうか。
そのまま中へ入ってみる
入場は無料でした。
内部は、直径約143.3mの球体がすっぽりと収まる造りになっていました。
サン・ピエトロ大聖堂内にある青銅製の天板は、17世紀初め、ここパンテオンの柱廊正面から取り外した青銅を使って作られたそうな。
これがあのトレヴィの泉か!
パンテオンをあとにして、次はトレヴィの泉へ。
朝の時間帯だったおかげかそれほど混雑しておらず、写真に他の観光客が写り込まない程度に空いていてラッキーでした!
友達と一緒に、泉に向かってコインを後ろ向きに投げました。
コイン投げてきたしローマを再訪できたらなぁっと、イタリア縦断の妄想旅もそろそろ具体化してきそうな予感です。
ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世記念堂
コロンナ宮殿の前やベネチア広場を写真を撮りながら進んでいくと、立派な大きな建物が!
ローマ市内に残された遺跡にしても、この記念堂にしても、大きくスケールが違いました!!
中に入ってみたものの、イタリア語でよくわからなかった…
ガイドブックによれば、イタリア半島の統一を果たしたエマヌエーレ2世を讃えて建てられたもので、内部はイタリア統一運動に関する博物館だそうで。
ライトアップされた夜のパンテオン
ローマ2日目はここでラスト。パンテオンの入り口とは別方角には噴水があり、こちらも夜のライトアップが綺麗でした。
周辺はカフェやレストランに囲まれた広場で、観光客でとても賑わっていましたよ。
闇雲に歩いていった方向にたまたま見所があった、そんな勢いだけの町歩きも2日目を終えました。
ローマでなければ、そんな地図も広げずにとりあえずこっち行ってみようかっていう感覚で、観光スポットにたどり着けるはずがありません!
それだけ主要な見所が凝縮された街だということがお分かりいただけるでしょう。
どこを見て回るか、ルートシミュレーションはしておいたほうが絶対にいいです!!