卒業旅行で行った懐かしのパリ2日目。
2日目はちょっと遠出してベルサイユまで足をのばしました。
一緒行った友人がテキパキと行き方を調べてくれて、後から何通りかの行き方があったのだと知るあたり、ほんと下調べのない旅行でしたね。

列車で行くヴェルサイユ宮殿

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ヴェルサイユ宮殿への行き方は3通りあります。

①パリ・サンラザール駅からSNCFで約30分、VERSAILLES RIVE DROITE駅下車、宮殿まで徒歩15分
②パリ・モンパルナス駅からSNCFで約15分、VERSAILLES CHANTIERS駅下車、宮殿まで徒歩15分
③C5号線で約20分、VERSAILLES RIVE GAUCHE駅下車、宮殿まで徒歩10分

このうち、①のサンラザール駅から列車で行く方法を選びました。このあたりの移動は全て一緒に行った友達任せでついて行くだけでした…。ホテルから地下鉄でサンラザール駅まで向かったと思うのですが、記憶なし。
そのかわり?列車の車内はよく覚えています。2階建てになっており、もちろん2階席の4人掛けボックスシートに座りました。往復ともそれほど混んでいなかったので、ゆったりと列車の旅を楽しむことができました。

駅からしばらく歩いくと、その姿がでーんっと飛び込んできます。
まずはゴージャスな門のまえで写真をパチリ。入り口はものすごい行列で、チケット売り場でチケットを買って入場するまでおそらく40分くらいはかかりました。

豪華絢爛なヴェルサイユ宮殿殿

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入ってみると重厚なカーペットに装飾が煌びやかな調度品、眩いばかりのシャンデリアに上品な柄の壁紙など、目がチカチカするほど豪華な部屋というより、広間や回廊を見て回りました。
庶民にはとうてい落ち着いてくつろぐことができないレベルの豪華さでしたね。

最後には広大な敷地の庭園を

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とても端っこまで行こうとは思えないほどの敷地面積を誇っています。
フランス貴族や王様は、贅を尽くしたゴージャスな生活を送っていたんだなぁ。

セーヌ川周辺をぶらり

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ベルサイユ宮殿からパリに戻ると、目的もなくセーヌ川沿いを歩きました。

セーヌ川にはたくさんの橋が架かっており、金色の像が並ぶ豪華な橋から趣のある橋まで様々。それらを横目にパリの散歩を楽しむのがなぜかよかったんです。
ローマもそうでしたが、テヴェレ川沿いなど川沿いの散策が、観光スポット巡りばかりの旅の中で唯一ゆったりとした時間を過ごすことができたからだと思います。

目まぐるしく観光スポットを行ったり来たり、またいつ来られるかわからないと思えばこその貧乏性ですね。旅の中でゆっくり過ごす時間はこの川沿いの散策とカフェでの休憩くらい。
パリもそれほど大きな街ではなかったので、川沿いを歩いていろんな所に行けましたよ。若かったからかもしれませんが。

今行ったら、カフェや眺めの良い場所で休憩ばかりしてそうな。
いや、人間そうそう変われるものじゃない。限られた旅の時間いっぱい観光しているほうが性に合っていますたぶん。

ノートルダム寺院の中を見学

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ノートルダムってパリの他にもなかったっけ?ノートルダムとは聖母マリアのこと。
何てことはない、キリスト教関連ならそんな名前の寺院や大聖堂が数多く存在していても不思議はありませんね。フランスだけでもたくさんあるようです。

ゴシック様式の荘厳な建築美は、バルセロナやパリのそれとはまた異なり、細部まで施された精緻な彫刻やステンドグラスでみごとに表現されていました。
南北のステンドグラスのバラ窓が美しかったです!

ノートルダム寺院を外から眺めてみると

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内側がステンドグラスだったバラ窓は、外から見ると繊細なレースのような装飾が施され、内側ほどの煌びやかさとは対象に控えめな色合いでそのギャップがよかったです。

170年がかりで完成した歴史あるこの超大作があるシテ島という中州のあたりは、パリ滞在中に何度も行き来することに。
パリ市内の真ん中あたりに位置しているので、目的地にしてなくても通りかかることがあるので、ぜひ中のステンドグラスを見ることをおすすめします。

この日の最後は友達リクエストでヴィトンへお買い物に行きました。お店はシャゼリゼ通りの非常に大きな通り沿いに建っていました。
ローマですでにバッグを購入していたためヴィトンで買い物はしませんでしたが、友達の買い物に付き合って商品を見ていると、免税されてなくてもかなり安い!現地で購入するとこんなに安く買えるのかと驚きました!

何だか店の外で中国人に話しかけられ、「私のかわりに商品をいくつか買ってきてくれないか」と。怪しさ満点のおばさまに、お店のある通りの向かい側で出会いました。
話を聞いてみると、目当てのヴィトン商品が印刷された紙を片手に、この商品をいくつも買いたかったらしいのですが同じ商品は何点も売ってくれなかったのだとか。もちろんお礼はすると。

とにかく怪しいので、「無理、お手伝いできません」とスルーしました。旅の間は、いや普通の生活のなかでも警戒は必要ですが、あまりこういった類の話には乗らないのが1番。
本当に話していた通りかもしれない、冷たいようだがトラブルはゴメンです。特に旅の最中は。そんな出来事もあったパリ2日目でした。