今回はポルトから日帰りで行けそうなお城をお目当てに妄想ワンデイトリップです。

これまでポルトガル編をつづってきて、ポルトガル国内での移動はバスの方が断然便利で便が多い!
鉄道オタク寄りの人間ですが、ここは時間節約と効率優先で鉄道旅はスパッと諦めます。

ギマランイスの町並みが一望できるお城

ポルトからギマランイスの町まではバスで約50分。
こちらは10世紀に建てられた7つの塔を持つお城です。

ポルトガル王国を建国した初代ポルトガル王、アルフォンソ1世が誕生したお城です。
なので、ギマランイスの町の入り口には“ここにポルトガル誕生す”と書かれており、お城以外にもアルフォンソ1世ゆかりの史跡も多くあります。

ポルトガル史に明るい人にはとってもテンションの上がる土地なのではないでしょうか?
もちろんそうでない方にも楽しめる古き良き時代の名残りがあります。

またギマランイスにもポルトガル国営ホテのポザーダがあり、宮殿のような修道院がホテルになっています。ポルトガル最大のポザーダだとか。
日帰りと言わず、ぜひ1泊してみたい!!

ポルトガルのガイドブックでよく見かけるアマランテの橋

先に紹介したギマランイスから、またポルトからでもバスで約50分ととても近くて行きやすいです。

こちらはアマランテのタメガ川に架かる橋の風景。
これだけで素敵な風景が期待できる町ですね。

このサン・ゴンサーロ橋は、バスターミナルから徒歩3分の場所にあり、アマランテに着いたらすぐ見に行けます!サン・ゴンサーロとは、アマランテの守護聖人の名前で、縁結びの神様だそうです。

毎年6月の最初の週末な開催されるサン・ゴンサーロ祭りには、良縁を求めて独身女性が集まります。
この祭りの時にだけ売られるお菓子で、男性の秘部の形をしたものを買うことができます。

このボーロ・デ・マルテーロというお菓子、多分買うにはものすごく勇気がいると思います。
でも日本の神様にお願いして効果がないならアマランテの神様に良縁をお願いしてみてはどうでしょう。

城壁に囲まれたブラガンサの町

スペインとの国境近く、ポルトガルの北の端にあるブラガンサの町。
城壁に囲まれた旧市街はまるで時を止めてしまった様です。
城壁内にある市庁舎は、ポルトガルに現存する最古のものだそうですよ。

またブラガンサにもポザーダがあり、丘の中腹に建っているので、ここからなら旧市街の全景を見ることができます。

ポルトからバスで3時間半となかなか遠いところにあります。
スペインのサラマンカやサモラから行くほうが断然近く、所要時間も半分ほど。

行くならスペインから行ったほうがいいかもしれません。

 
日帰りできる小さな町や村は、観光客も少なく自分だけの特別な土地として旅の思い出になるでしょう。
ポルト近郊の町へのワンデイトリップぜひ行ってみてくださいね。