スペイン本土の東側、バレンシアから約240kmに位置するマヨルカ島。バレアレス諸島最大の島で、ヨーロッパ屈指の人気のリゾート地です。
またまた妄想旅行のシミュレーションの始まりです!
どうやってマヨルカ島まで行くか
まずは飛行機で向かう方法から。
バルセロナから約50分、マドリッドから約1時間15分、それぞれ本数も就航する航空会社も結構多いです。
マヨルカ島まで、スペイン本土から1番近いバレンシアからは約45分です。
またヨーロッパ各地からマヨルカまでの就航便があり、マヨルカ島が目的地なら、日本から欧州経由でトランジットする際に、直接そこからマヨルカ島まで一気に行くことができます!
さすがバカンスで長期休暇があるヨーロッパならではかもしれませんね。リゾート地までの航路がしっかりと確保されている。
そしてバルセロナから高速船がでており、約3時間半から4時間。フェリーなら約6時間から8時間半。
バレンシアからの高速船で約4時間から6時間、フェリーなら約7時間から9時間半かかります。
フェリーは時間がかかるなぁとの印象ですが、高速船ならそうでもないかも!
空港往復、搭乗手続き、手荷物検査にフライトまでの待ち時間、預けた荷物を受け取っていたら、3時間半から4時間かかりそうですよね。
バルセロナでの滞在予定があるのなら、ぜひ高速船でマヨルカ島まで行ってみたものです!
マヨルカの透きとおる海でバカンスを!
写真はマヨルカ島南端にある、カロ・デス・モロというビーチです。
これぞリゾートの海!!エメラルドグリーンの美しさにハッとします!
年間を通して雨が少なく、晴天の日が多いマヨルカ島。日本が冬になりかける頃でも秋口のような感じです。11月に行っても泳いでいる人がいるのだとか。
まぁどのみち、出発する時とトランジットの季節に合わせた服も必要になるので、ちょっと荷物が増えそうですね。
カタルーニャ・ゴシックが美しいカテドラル
パルマの町に着いたら、まず目立つのがこの大聖堂。
スペインの多くの大聖堂のように、マヨルカの大聖堂も建設開始より500年以上もかけて完成に至ったと言われています。
作り始めた人たちは完成した姿を知らないのって…人生かけて造るということなんでしょうかね。
中央の祭壇には、サグラダ・ファミリアで有名な建築家ガウディが手がけた鉄製の天蓋飾りがあります。活躍はバルセロナだけではないんですね。
マヨルカ島でレトロな木造列車に乗る!
パルマ旧市街の北にある、スペイン広場の前にパルマ駅があります。
ここからマヨルカ島の北側にあるポルト・デ・ソーイェルという町まで電車で行くことができます。
ソーィエル鉄道では博物館級のレトロな電車が運行しており、保存状態がとても良いんです。きっとテツオタでなくとも楽しいに違いありません!
素晴らしい眺望を期待してベルベル城へ!
パルマの旧市街から歩くと約40分もかかります。タクシーなら約15分ほど。
真夏の暑いときなどは、無理して歩かないほうがよさそうな距離です。
“眺めのよい城”と意味するその名の通り、マヨルカ島の中心のパルマの町とパルマ湾が一望できます。内部のアーチを描く柱が並んでいる造りが美しいです!
ショパンが過ごしたバルデモサ村
パルマの町から北へ、バスで約30分ほどの場所にあるバルデモサ村。
小高い丘に広かった小さなその町は、ショパンが一冬過ごしたことで知られています。
結核の療養のためこちらのカルトゥハ修道院に滞在したショパンは、この地で“雨だれ”などの名曲を生み出しました。
スペイン本土からマヨルカ島でのバカンスなんて夢のよう!
ぜひ存分にスケジュール調整して行ってみましょう!