朝起きた時に平熱の範囲だった体温は、出発する前には少し上がっていました。
フライトを変更するより、出国だけはしておいてアムステルダムで十分な休息をとるほうが、帰国に向けて体調を整えられるだろうと考えました。
なので出発前に座薬を使い、おかげで空港に着いた頃には熱は下がり、機嫌もよく一安心。
と思ったら、最後にトラブルです!!
忘れ物
最終のパッキングをして、チェックアウトをしにフロントへ行きました。ここでも少しドタバタに。
支払いをする前に、午前便のフライトに乗るため空港へ向かうタクシーをフロントのお兄さんにお願いしておきました。そうしていざクレジットカードを使うと何度通してもエラー!なんで??仕方なく他のクレジットカードで支払いをしました。
帰国後調べると、チェックアウトした日は月末だったため、まだその月の引き落としが済んでおらず限度額を超えてしまっていたのでした。
フライト代や旅行のためにした買い物、それに毎月の生活費など全ての請求が旅行したその月にカウントされていたためうん十万の請求・・・6日分のホテル代は利用限度額を超過。
そこで時間のロス、その上頼んでおいたタクシーは待機していたのに他のお客さんから通行人にとられてしまいさらに足止めを食らいます。
やっと来たタクシー。遅かったなぁと思っていると、片側6車線ほどある大通りが渋滞!!
いつものように空港へは早めに到着しておきたくて余裕を持った時間配分が危うくなってきていました。
そんな渋滞を抜けるまでの道で、主人があれ?え?って。何?と聞く前からポケットやバッグの中をガサゴソ。何とスマホをホテルに忘れてきたと言うのです!!!
ん?と一瞬記憶を探る。サイドテーブルやデスクや荷物置きの上など目につく場所にはなかったはず。そう言えば荷物まとめるためベッドのシーツをめくっていて・・・その下だ!!
しかしもう後の祭り。今から引き返し再び空港へ向かうとフライトには間に合わないかも。
いや、朝の渋滞が解消されて、手荷物検査や空港内が混んでいなければギリギリ間に合うくらいの時間が残っていました。
そこで、まずは空港へ向かいホテルへ電話して確認することにしました。チェックインを終えてあとはフライトを待つだけという状態にしておいて電話をかけました。
部屋を確認してもらうとやはりベッドの上にあったと。
そこで、これからアムステルダムへ飛んで2泊するから、今から発送して明日中にアムステルダムのホテルに届けられるなら送ってほしいとお願いしてみました。すると問題ないと!よかった!!
ホテルの詳細とクレジットカードの番号(心配でしたがや止むを得ません)をホテルへメールしました。
フライト前に何とか電話とメールを終えて、結局その翌日アムステルダムのホテルでスマホを受け取ることができました。
スペインからの小さな箱、送料は約1万円!!
日本を出発時点で荷物はオーバーチャージしたことといい出費がかさむ旅行となりましたが、中身のデータ全てを一瞬諦めた主人も元気が出たしめでたしめでたしでした。
バルセロナをあとにして思うこと
ホテルのスタッフさん、お世話になった病院のスタッフさん、航空会社のスタッフさん、スペインで出会った方々、本当に親切にしていただきました。ただただ感謝しかありません。
子連れ海外旅行でここまで無事にやってこれたのも、これらの出会いがあったからこそだと思っています。本当にありがとうございました!!
そして赤ちゃん好きのスペイン人の方々、ネットの書き込みは本当でした。
地下鉄で子供に手を振ってくれる若者たち、ニコニコしながらベビーカーをのぞき込むご老人、子供の相手をしてくれたレストランのウェイターの皆さん、赤ちゃんにとっても温かいこの国が以前よりももっと好きになりましたよ。
必ずやまた行きます!!
朝のトラブルでものすごく時間が長く感じましたが、アムステルダムについたのは昼過ぎ。
次回はアムステルダムについたあとについてつづります。