この日がバルセロナ最後の日。明日は午前便でアムステルダムへと発つことになっていました。最後はのんびりお土産探しに専念です。
ここまでの6日間、地下鉄と列車に乗りましたが、ほとんどの駅にエスカレーターやエレベーターがありません。ベビーカーを何度もかかえてのぼりおりしました。
頑張りました!!それも今日が最終日です。
ランブラス通り
この日の朝はのんびり起きて、ギリギリホテルの朝食に間に合うか間に合わないくらいの時間でした。まだお土産を探しに、また最後にもう一度あのサルスエラのお店でランチするために、ランブラス通りから歩き始めました。
ガイドブックで見かけたオリーブオイルと陶器屋さんが目的でした。サラダ用と加熱用、それぞれのオリーブオイルを購入しました。
お会計をしていると数人のグループが店の前に。すると買い物を終えた私たちの方へとやってきて、英語で母国語は何かと聞かれて日本語だと答えると、“日本語でWelcomeは何て言うの?”と。
どうやら何通りかの言語でWelcomeが何て言うのかを聞いて回り外国人を探していたようでした。何かのゲーム?よくわからないけど日本語の“ようこそ”がわかりコンプリートしたようで皆さん喜んでいました。
やっぱり何だかよくわからないけど、喜んでもらえてよかった!
そうして旧市街を地下鉄のバルセロネータ駅方面へと歩き始めました。
執念で持ち帰る
次は陶器のお店を2軒はしごしました!
スペイン各地の産地で作られた焼き物の数々。どれもこれも素敵でした。
今回子供連れということでグラナダ行きを諦めたので、迷わずグラナダ焼きの小皿を2枚。ほんとはグラナダへ行って買うのが理想です。
でも次の旅行で行けたらまた別の食器が買える!ということでかなり前向きに考えます。
それが・・・
この数年後、バルセロナとグラナダ間の夜行列車の運行がなくなってまったんです。
次にスペインに行く時もおそらくバルセロナで試合観戦するので、夜行でグラナダへ行ければ日数が節約できるだろうとすでに妄想旅してたので、残念です!
行かなかった理由は、英語が通じる病院が見つけられなかったからです。
あまり子連れのお出かけに慣れてなかったので、遠出して大丈夫かなと。
充分日本から遠く離れてお出かけしているではないか!とつっこまれそうですが。
脱線しましたが、他にもカラフルな花柄の大皿と、青地に白の繊細な模様が描かれた長方形のプレート、お土産やさんでセビージャ焼きを1枚、陶器でできたバルセロナのマグネットを買いました。
これらすべて、持参したプチプチに包んだ上で陶器だけを入れるバッグを用意して持ち帰りました。
タクシードライバーが荷物の積み下ろしを手伝ってくるのですが、陶器入っているから気をつけてください!とスペイン語でお願いしたり。ちょっと呆れていた主人もそんなスペイン語もできるのかと少し見直したようでした。
機内に持ち込み、1枚も割れることなく無事に自宅まで持ち帰りました。
メレンデロ・デ・ラ・マリでランチ
新婚旅行の時も2回行ったけど、今回もまた食べにやってきました。この前のランチは冷めたサルスエラしか食べられなかったので。
やっぱり子供が眠ってくれるといいなぁと、親の都合で考えてしまいます。子供だけ早めに離乳食を食べさせて、お腹いっぱいにしてベビーカーで眠らせる作戦です!
バルセロナの海辺のベンチでまたまた1人贅沢ランチ。こんな景色の中で外ランチ〜またまた次の旅行の妄想が始まります。
今度は海に近いアパートホテルを借りて、部屋で料理すれば公園ランチもできるし、ホテルの朝食の時間を気にせず朝はゆっくり起きたり準備したりできます。
脱線しましたが、流行りの「暮らすように旅する」っていうのがしてみたくなりました!
結局どんなにベビーカーでうろうろしても、目を閉じたと思ったら起きるの繰り返しでした。そこで機嫌もよさそうだし、諦めて店に入ることにしました。
店内に入ると完全に目を覚ましたので、持ってきていたチェアベルトで椅子に座らせるとご機嫌に。
料理を注文して、おやつを食べさせていると子供用の椅子を持ってきてくれました。ウェイターさんに聞けばよかったですね!
まだ1歳過ぎ、1人で座らせると目が離せないので買ってみたチェアベルト、意外と役立ちました。迷子紐として使うことはなかったですが、機嫌よく椅子に座っている間はかなり重宝しましたよ。
そのチェアベルトについて、ウェイターさんたちが興味津々で何やらお話されてました。
テーブルの間を行き来する度に子供に手を振ってくれたり、ハイタッチしたり少し相手をしてくれて非常に助かりました。やっぱりスペイン人は子供好きって本当です!
おかげで店を出るまで子供はぐずることなく、私たちは食事を楽しむことができました。
こうしてバルセロナで最後のランチは、大好きなサルスエラとパエリアでしめて終わりました。