バルセロナといえば、やっぱりサグラダ・ファミリアですね?
でも見どころはそれだけにとどまりません。
ガウディの作品群とモデルニスモ建築と呼ばれる芸術的な建築物とバルセロナ満喫スポットを紹介していきます。
バルセロナについて
バルセロナは関西でいえば西宮市、関東なら横須賀市ほどの面積しかありません。
わかる人にはわかるけど・・・という表現ですね。
日本のわかりやすい観光地で言えば京都市の8分1ほどの面積です。これならどうでしょう?
とにかくそれほど大きな街ではありません。
個人的な感想から言えば駆け足なら2・3日じっくり観光なら4・5日はかけたい印象でした。
地下鉄が充実しており、ほとんどの観光スポットへ地下鉄で行くことができます。
他にもツーリストバスやトラム、フニクラというケーブルカーなどがあります。
限られた時間でよくばり観光派の方にはツーリストバスがおすすめです。
バルセロナ市内のたくさんの見どころを網羅しており、バスの上から駆け足でたくさんの観光スポットをまわることも可能ですよ!
世界遺産
バルセロナにはサグラダ・ファミリアをはじめ数多くの世界遺産があります。
ガウディ作品なら、サグラダ・ファミリア聖堂、グエル公園、カサ・バトリョ、カサ・ミラ、コロニア・グエル教会、カサ・ビンセスがあります。
またサン・パウ病院、カタルーニャ音楽堂も世界遺産登録されています。
それらのほとんどがバルセロナ中心部に点在しており、ツーリストバスや地下鉄で見に行けます。
モデルニスモ建築って?
モデルニスモとは、スペインのバルセロナを中心とするカタルーニャ地方で19世紀末から20世紀初頭にかけて流行した、フランスのアール・ヌーボー様式と類似した芸術様式のことを指します。
ガウディやリュイス・ドゥメナクなどカタルーニャの建築家達はアール・ヌーボーからの強い影響を受けながら、南フランスや北アフリカのイスラム建築を研究し、伝統的なムデハル様式を加えた独特なスタイルで数多くの作品を残しました。
スペイン各地にはこのムデハル様式の素晴らしい建築物がたくさんあり、また順を追って紹介していきます。
市場ごはん
さて、観光して回ったら次はグルメです!
ここでおすすめしたいのが、サン・ジュセップ市場(ボケリーア市場)の中にあるバルです。
もちろんガイドブックや口コミにあるバルやレストランでも美味しいお店はたくさんあります。
でも、市場の新鮮な魚介類を鉄板でソテーしてくれるお店は間違いなし!!
スペイン語なんてできてなくてもコミュニケーション力で何とかなります。
もちろん事前にメニューを調べていくのもよし、その場で指差し注文もよしです。
ちょっと恥ずかしいけど隣のお客さんが食べてる料理や調理中の料理を指差しするのでもいいでしょう。
言葉のハンデはどれだけ恥を捨てるかです!
日本ではまずしないような事でも旅の恥は何とやらです!
指差し注文、ぜひチャレンジしてみてください。
バルセロナのパノラマビュー
観光の目抜き通りにあたるランブラス通りの端っこ、コロンブスの塔がある場所まで行けば港があります。
この港を見下ろすようにモンジュイックの丘という観光スポットがあり、時間に余裕がある方におすすめです。モンジュイックの丘へは地下鉄とフニクラというケーブルカーで行く事ができ、または港を結ぶゴンドラがあり地中海を望む事ができます。
天気が良ければ丘の上の広場やゴンドラの中からはバルセロナ市内を一望する事もでき、遠くにサグラダ・ファミリアが見えバルセロナに来たのだと実感できておすすめです。
最後に
近年バルセロナへの観光客が増え、観光スポットでは以前訪れた際よりも英語が通じるようになっていました。それでも旅のスペイン語だけでも少し話せたらもっと充実した旅作りができるのではないでしょうか。
現地の人々とのコミュニケーションは、他の誰でもない自分だけの思い出となり得るし、旅の醍醐味の1つだと思います。
街中をリュックサックのチャック全開で歩く私に、親切にあいてると教えてくれたカップルに出会った事。
AVEという高速列車に乗った際、席はガラ空きなのになぜか主人と前後の指定席にされていて、それに気がついたビジネスマン風の男性が席を代わってくれた事。
市バスで駅に向かいたくて、英語でドライバーに話しかけても通じなかったところ、乗客の一人が英語で答えてくれた事。
スペインで出会った親切なみなさんほんとうにありがとうございました!!
旅行という非日常の中では、些細な一つ一つの出来事がすべて思い出として刻まれるのでしょう。
2度目にバルセロナを訪れた事により、またバルセロナに行きたい、スペインの他の街に行きたいという思いが非常に強くなり、次のスペイン旅行に向け少しずつスペイン語の勉強を始めてみたのでした。