さて前回、新婚旅行でバルセロナを訪れた経緯を書きましたが、今回はその続編でバルセロナでサッカー観戦後のお話です。

観戦がメインとなったために、後のスケジュール上スペイン滞在はあと1日だけとなっていました。
ではその1日でどこに行こう?

下調べする時間が少ない中、非常に興味をそそられる世界遺産を発見。
セゴビアを目指すことにしました。

ルートとスケジュール

ルート

翌日ベネチアへのフライトをひかえ、バルセロナで宿泊したホテルでの連泊を希望したためセゴビアへは日帰りすることになりました。
調べてもらったところスケジュール上何とか日帰り可能とのこと。
バルセロナ→マドリッド乗り換え→セゴビアのルートで片道だけで約3時間です。

そこから観光を終えてあまり夜遅くならない時間にバルセロナに戻るため、乗り継ぎ等を考慮した結果現地滞在時間は3時間のみでした。
それでも見てみたい景色がそこにあったのです。

世界遺産と見どころ

世界遺産

そこに何があったかというと、紀元前1世紀頃に建造されたローマ水道橋です。
2000年以上前に造られたものが存在していること自体が感動的ですが実物は更に見る者を圧倒します。

優美なアーチが166個も!
巨大なその水道橋が人の手によって積み上げられたなんてとても想像できませんでした。

ちなみにセゴビア城の方が有名かもしれません。
白雪姫のお城のモデルになったお城があり、それはそれは美しい青い屋根のお城でした。
小さな町なので効率よく回れば難なく楽しめる規模のはずでした。

おっちょこちょい①

サマータイム

出発日の朝7:00発の列車に乗るべく、ホテルを6:00出発できるよう携帯のアラームで5:00に起床。
部屋のテレビはつけずにテレビの下に出ていたデジタル時計や現地時間に合わせた腕時計で時刻を確認していました。

ところが駅に着くと空いているはずのチケット売り場の窓口がしまっている!なんで!?
駅構内をうろうろ行ったり来たりしました。

すると構内に設置されている時計が全て手持ちの腕時計や携帯より1時間前を指している・・・
なぜだろう。コンビニ店員やスタッフらしき人に英語で聞くもいまいち的を得ない。

そして私たちのようにまちぼうけ?に見て取れるバックパッカーが数名。
結局その時は理由はわかりませんでした。
ただ1時間遅いんじゃないからいいやと考えていました。

日帰り旅行を終えてホテルの部屋へ戻りテレビをつけると、つけたと同時にパッと1時間ずれて・・・???
テレビつけなかったから時刻変わらなかったのか!!

帰国後改めて調べてみると、何とあの出発日の朝にサマータイムが終わり1時間ずれていただけのことでした!なんてマヌケな。
そしてなぜ誰も英語でサマータイムと教えてくれないスペイン人よ!

10月の第4日曜日でサマータイムが終わるそうです〜
皆さんもその時期に旅行するなら気をつけましょう!

おっちょこちょい②

世界遺産

セゴビア中心部にバスでついてすぐ、水道橋のたもとに展望台があるとガイドブックに出ておりそれを探そうとしたんです。駅からのバス停を降りた目前にドーンとその壮大な姿を確認したらすぐそこに展望台があったにもかかわらず、何と橋の反対方向へ歩いて歩いて約1キロも。

展望台はどこ?
水道橋の端から端まで往復してしまい、滞在時間が短いというのに時間をロスしてしまいました。

でもいい事も!
端まで行ききった道の脇で可動式のスタンドがあり新聞が売っていました。
行きしのマドリッドまでのAVE(スペイン国鉄運営の高速列車)の車内のカフェテリアで、昨日のFCバルセロナの勝利を掲載した新聞を発見!!残念ながら売り物ではなく入手できなかったことを思い出し、そのスタンドでそく新聞を購入!

時間はロスしたもののいい事もあったと、思い出になる新聞が手に入りました。

残念だったので

セゴビア城

そんなこんなであまりセゴビアを十分に満喫できてないと思っているのでまたいつか必ず行くと誓い、後悔ポイントをまとめました。

①この写真のアングルではなく、セゴビア城を下から見たかった。
②名物料理子豚の丸焼きを食べたかった。
③マヨール広場のカフェでのんびりしたかった。
④セゴビアのお土産をもっと買いたかった。
⑤城壁の外も散策したかった。

以上のポイントを踏まえ、いつかのスペイン旅行ではバルセロナからではなくマドリッドからの日帰りを予定します。

その後どうなったか?

スペイン旅行

スペインや世界各地に残る水道橋やその他のローマ時代の遺跡に大変興味を持った私はネットサーフィンしまくりました。

スペイン国内ではセゴビアの水道橋が最大規模の上保存状態が良いこと、スペインのタラゴナ、パンプローナ、メリダ、ネルハなど各地に水道橋が現存している事が判明!

するとまた次回のスペイン旅行でも是非別の水道橋を見てみたいと、妄想旅行はとどまるところを知りませんでした。