アンダルシアの町マラガを拠点にした場合の妄想旅行の続編です。そしてセビージャ観光の続編になります。
前回グアダルキビル川の東側の北エリアをまわった(もちろん妄想で!)ので、今度は南エリアへ。
マエストランサ闘牛場からグアダルキビル川沿いに南下してみます。
歴史を感じる黄金の塔
グアダルキビル川の遊歩道沿いに建つ聖12角形の塔で、かつては塔の上部が金色の陶器レンガで輝いていたのだとか。
13世紀初め頃川を通行する船の検問をするために造られたそうです。現在は海洋博物館として船の模型や海図などが展示されています。
月・祝・8月は休館日なので、ここを訪れる際は注意が必要ですね。
装飾溢れる美しいスペイン広場は市民の憩いの場
黄金の塔からさらに南下してロス・レメディオス橋まで行くと、東側手にスペイン広場があります。
この広場は1929年に開催されたイベロ・アメリカ博覧会の会場として、かつてはサン・テルモ宮殿の庭園の1部だったマリア・ルイサ公園内に造られました。
スペイン各県の特徴や、歴史的場面をモチーフにした58もの絵タイルのベンチがずらり!見るものを圧倒することでしょう!
できれば1つ1つをゆっくりと見て全部写真に収めたいものです。
スペイン広場に架かる陶器の橋
陶器で贅を尽くされたこの広場は、至る所に手書きの美しい焼き物などで溢れています。スペインの焼き物好きとしては、ぜひ十分な時間を確保してゆっくり見て回りたいものです。
園内を流れるグアダルキビル川ではクルーズを楽しむこともできて、数々の絵タイルのベンチといい、ここだけで何時間も過ごせそうです。
大西洋に流れ込むグアダルキビル川は、セビージャからサンルーカル・デ・バラメダという河口の町へ船で海へと出ることができます。
マゼランやコロンブスなど多くの探検家が、新大陸発見のためこのセビージャより船に乗り出発していったのです。
ヒラルダの塔があるカテドラルのそばには、インディアス古文書館があり、新大陸発見や征服当時の貴重な資料が保存されています。
ここではコロンブスやマゼランの自筆文書などを見ることもでき、歴史好きにはたまらない場所であると思われます。
セビージャを訪れる前にはスペインやヨーロッパの歴史をしっかりと復習してから見に行きたいものです!
きっと現地での感動も倍増すること間違いなし!次回はコルドバの町へ妄想旅です。