アンダルシアの町マラガを拠点にした場合の妄想旅行の続編です。そしてグラナダ妄想旅の続編です。
さてアルハンブラ宮殿を満喫したら、次は?
グラナダには細い迷路のような道がたくさんあります。攻め込んだ敵の方向感覚を狂わせるためだとか。
方向音痴、できれば迷わないように町歩きしたいものです。
カトリック両王が眠るグラナダ大聖堂
イスラム教徒がこのグラナダの地に進入してからおよそ800年、キリスト教徒はカトリック両王に率いられ念願のレコンキスタ(国土回復運動)を達成しました。
ナスル朝最期の王ムハンマド12世は、降伏の証としてアルハンブラ宮殿の鍵を差し出したそうです。
グラナダ大聖堂に隣接する王室礼拝堂にはカトリック両王の霊廟があり、鍵を差し出した際のレリーフが造られています。
アラブ世界のようなアルカイセリア
グラナダ大聖堂の南側は、かつてイスラム時代に市場だった所でした。
このアルカイセリアには、現在お土産やさんがぎっしり!細い路地に商品がはみだすほど。グラナダのお土産はここで探したいです!!
イスラムがもたらした文化① 陶器の焼き物
レコンキスタ(国土回復運動)が達成された後、イスラム教徒の一部がキリスト教へ改宗し追放を逃れたため、イスラムの文化は守られグラナダには今日まで深くその様相を残しています。
以前、スペインの焼き物についてつづった中でふれたグラナダ焼きは、イスラムの時代から続く伝統の陶器です。
白地に青や緑で描かれた焼き物は、食器だけでなくこうした鉢や生活にかかわる身近なものとして造られました。
イスラムがもたらした文化② モザイク照明
モロッコにも興味があるので、こんなモロッコ風の照明に心躍ります!
1つよりたくさんぶら下がっている方が好きかもしれません。
ぜひ買って帰りたいです!日本の電圧に合うか聞いてみないと・・・
スペイン語頑張ります。
イスラムがもたらした文化③ スパイス
スパイス屋さんなんて、イスラム圏の文化が色濃く残っているのがわかりますよね。
モロッコの市場でも、こうしてスパイスを量り売りしていたりしますよね。
アルバイシン地区の展望台へ!
11世紀頃イスラム教徒によって築かれた、グラナダ最古の街並みが残るエリアです。
サン・ニコラス展望台からは、シエラ・ネバダ山脈を背景にしたアルハンブラ宮殿が見られます。昼間と夕暮れの両方を見てみたいです!
旅行時期によって日の出日の入り時間が大きく変わるので、必ず出発前にチェックさましょう!
ザクロモンテの洞窟住居
アルバイシンの東側の一帯にサクロモンテの丘があります。
クエバと呼ばれるこの洞窟は博物館で、ロマ族の生活の様子や伝統工芸品を見学することができます。
それほど大きくはないグラナダの町にはアルハンブラ宮殿だけでなく、見所と魅力がギュッと凝縮されていて、イスラムの雰囲気に引き込まれそうです。