引き続きリスボン市内を妄想散策しているわけですが、今回つづるアルファマ地区が一番楽しみかもしれません。
イスラム勢力がイベリア半島を支配していた名残りが感じられること間違いなし!
アルファマ地区をぶらぶら散策
よくリスボンの写真で見られる、オレンジ色の屋根に白壁の家の街並みはアルファマ地区が多いです。
リスボンにはたくさんの展望台がありますが、アルファマ地区の写真が撮りたいと思いますね!
アルファマは1755年の大地震であまり被害を受けなかったことから、700年代に始まったイスラム支配の影響を色濃く残したエリアです。
アルで始まる単語はアラビア語が起源で、白壁の家々もイスラムの影響によるものだとか。スペイン・アンダルシアの町の雰囲気に似ていそうですね。
大地震を生きのびたリスボン大聖堂
イスラムよりリスボンを取り戻したのちに、モスクの跡地に建てられたカテドラルです。正面入り口の上には有名なバラ窓があるのだとか。
様々な様式が入り混じった様子を中に入って見学してみてはどうでしょう。
リスボンを見守ってきたサン・ジョルジェ城ボ
古くはローマ時代から次々と居住者が変わり、創設時より1500年もの時が流れました。それでも城壁からの大パノラマは、今も昔もそこにあったのでしょう。
黄昏時のリスボンの街並みはまさに憂愁のポルトガル。サウダーデの景色を見に行きたいものです。
リスボン市北部にある闘牛場
リスボン中心部からテージョ川沿いを見て終えたら、少し移動してリスボンの北エリアへ。イスラム風のレンガ造りの闘牛場があるんです。
闘牛ってスペインだけじゃなかったんですね!それに牛さんは殺されないのだとか。それなら見てみてもいいかな、残酷なのはあんまりという方にぜひ。
闘牛を見なくても、地下にカンポ・ペノーケ駅直結のショッピングモールがあるので、そちらがメインで行って見てもいいですね。
一足伸ばしてセジンブラへ
ちょっとここでリスボンを離れてテージョ川の対岸へ。
セジンブラは、リスボン市北部にあるエスパーニャ広場からバスで約1時間。テージョ川を渡り、対岸のアラビダ半島の南に位置する漁業の町です。なので新鮮なシーフードを食べられます!
また、標高約200mの山の頂からセジンブラ城が見下ろすセジンブラは、リスボンっ子に人気のリゾート地でもあります。時間に余裕があれば日帰りで行って見てはいかがでしょうか。
次で最後かな。リスボン編、次回へ続きます!