今回は、上海留学中の忘れられない出逢いと再会について。
意味深ですが、相手は女性!残念ながら浮いたお話ではありません。
生活圏内にある魯迅公園
通っていた上海外国語大学から目と鼻の先、通りを挟んだその向こうに魯迅公園がありました。
行ったのは1度だけでしたが。
そのときは、日本語を学んでいる中国人学生が集まっているとの情報を得て、お互い学べる友を捜しに行きました。連れだって行った戦友は男友達で、どうやら一目惚れしたらしき美人な中国人と何やら話しています。
わたしは、何だか控えめに話しかけてきてくれた女の子と話し始め、そのままその男友達とは別行動でランチに行くことになりました。
そんな出会いのある魯迅公園ですが、よくある中国の朝にふさわしく、太極拳をする人、ダンスをする人、公園内の器具で運動する人、碁を打つ人、お喋りをする人達で溢れかえっていました。
そんな中珍しかったのが、この写真のように水で地面に文字を書く人達。何人もいたのですが、それがみなさん驚くほど達筆なのが印象的でした。
そうそう、この魯迅公園を離れてその中国人の女の子と向かったランチは、本場の水餃子のお店!大皿にどっさり乗った茹でられた餃子をひたすら食べました。
まだあまり中国語は上手でなかったし、だからこそお互いに学べる日本語専攻の中国人学生を捜したのですが、食事中はあんまり会話がありませんでした。彼女もあまりまだ日本語がペラペラではなかったので。
彼女との奇跡的な再会!
その後数ヶ月、週に1度会いお喋りをする時間を作っていたのですが、バスで携帯電話をすられてしまい、SIMカードの再発行手続きができるのを知らずに連絡がとれなくなってしまいました。
しかし、スリにあって数ヶ月後、彼女との奇跡的な再会が叶うことに!
彼女と連絡がとれなくなった後、私は午前中学校へ行き、午後はとある中国の会社でインターンシップのような形で働き始めました。
再開の経緯を簡単に説明すると、その会社で日本語専攻の新卒を募集のお手伝いをすることになり、そこに応募してきたのがあの魯迅公園でであった彼女だったんです!!
掲示板に募集を出し、コンタクトがあったらSkypeで面接を算段する、それが私の仕事だったのですが、Skypeでチャットしている時に気がつき、お互い「えーっ!!!!」と、再会できたこと喜び合いました。
そうそう!“地下鉄で上海万博へ〜上海気ままな一人旅2日目〜”で再開した、あの友人です!
その後も連絡をとりあい、今はお互い母親業を頑張っているところです。
あまり中国人に良い印象を持たない人が多いと思いますが、この友人はこうして関係が続く通り、他の日本人の友人達同様の感覚を持っており、メディアで取り上げられるような大陸出身者の欠点はありません。
なのでどこの国であろうと「◯◯人嫌い」という言い方には閉口します。
確かにあれだけの人口がいれば、変人の割合も多いでしょうし、それが団体になると目立ちます。
でも、そんなの日本の社会の中にもたくさんいるでしょう?反りの合わない日本人だってたくさんいるでしょう?だから何人かは関係なし!
そう思える出会いがあった魯迅公園でした。
まだまだ続編が続きます!