野柳からタクシーを拾って九份へ向かおうと探し始めたのですが見つからない。そうそう私達以外の観光客の皆さんはバスで来てたっけ。
周辺をうろうろと歩きまわっているうちに1台のタクシーを発見!駆け寄ると運転手は乗っていません。
車の辺りを行ったり来たりしていると、現地のおばさまが、タクシーに乗りたいの?と声をかけてくれました。そうですと答えると、なぜか携帯で電話し始めます。
「???」と待っているとドライバーと知り合いだったのか呼び出してくれました。
親切なおばさまにお礼を言って、さぁいよいよ「千と千尋の神隠し」のモデルになったと言われる九份です。
九份からの眺望
タクシーを降りた場所は九份の町の麓?で、観光するには坂と石段を登って行かなければなりません。
よく晴れた天気の良い日だったので、山の中腹からでも海や小島が見られて綺麗でした。
お茶館
石段を登ったりうろうろして疲れたのでお茶屋さんに入りました。
店主の感じも良く、落ち着いた雰囲気のお店でお茶を飲みながら休憩しました。
屋台の食べ物
九份では、細い路地に小さなお店が所狭しと並んでいます。
お茶にパイナップルケーキなどの食べ物や石鹸などのお土産に、屋台の食べ物が売られています。
中でもこの写真のお饅頭のような何か・・・
どうも動物の血液を使っているようで、とてもチャレンジしてみる気にはなれなかったので写真だけ撮らせてもらって通過しました。
芋圓
これ、台湾の具沢山なかき氷です。
暑い季節、観光で歩きまわった後に食べると疲れがとれたような気がしました。
柔らかいお団子やくず餅のような食感の芋圓、豆腐に甘く煮た豆など、日本のかき氷に粒あんなど小豆がトッピングしてあるような感覚で食べられます。
赤ちょうちんの灯り
やっぱり九份と言えばこの景色でしょうか!
山の上の小さな町を張りめぐらせた赤ちょうちん。
真っ暗になるとさらに美しく、ノスタルジックな気分にさせてくれます。
基隆駅にて
さて、九份から台北へどう戻るか。帰りも行きと同じくノープラン。タクシーを拾って基隆駅から列車に乗ることにしました。
運転手さんから「台北まで行こうか」と提案がありましたが、断ってしまって少し後悔・・・列車の本数が少なく、発車までほぼ無人の車両でかなり待つことになってしまいました。
こうして九份を楽しんだ後は、ホテルへ戻りぐったりでした。
日本からいきなり沖縄よりも暑い台湾へきたので、少しバテ気味でたっぷりと休憩をとったのでした。