さて、旅友の提案で野柳に行くことになりました。ではルートは?
全くのノープランで下調べなしで台北まできてしまったので、とりあえず列車の台北駅へ。
そこからバスで行けるとかで。

ほんとに何もかもノープランで、当時の旅行を思い出すと「もっと色んなところに行けたのでは?」と思ってしまいます。
特に一緒にこの旅をした友達とは以前にも10日間ほどノープランの鉄道旅をした仲なので、今回もそんなのりになってしまいました。その1週間の旅についてもまた別の機会でつづります。

基隆へ向かう車窓から

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台北駅からバスが出ているとの情報を持ちながら、なぜか列車に乗り込む私達。
この頃から鉄道オタクへの道がひらけてきたのでしょうか。

基隆駅までのんびり鉄道の旅を楽しみました。
車窓からの景色はいわゆる南国の海の色をした海岸線で、晴れた空とがそれぞれ眩しかったです。

ローカルバスにて野柳まで

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基隆駅でバス乗り場を確認して、しばらくバスが来るまで待ちました。
観光地に向かうというのに外国人は見当たらず、地元の乗客ばかりのように見える。

とにかく運転手さんにそのバスが野柳へ向かうことを確認して乗車しました。

バスで通った街並み

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漢字だらけの看板の街並みを抜けて、小さな港が見えたり。

勉強したのはいわゆる簡体字と言って、中国大陸それも広東や香港以外で主に使われる略式の漢字だったので、台湾の画数の多い漢字には目が痛くなります。
どうやって書くんだか。今じゃ日本語の漢字だってあやしいものです。

野柳地質公園

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バスの運転手さんに促されて下車しました。ところが「野柳ってどこ?」と思うほど視界に入る範囲には何もなく、港町を通り抜ける道が1本だけでした。

1本道なので多分こっちでいいだろうと歩いて行きました。
そして更に大きな港?船場?が見えたら、やっと地質公園らしき観光地に突入しました。

私達以外の観光客は、皆さん大型の観光バスで乗りいれていました。
ここはバスが正解だったかもしれません。とにかく自力でローカルバス乗って、しかもだいぶ手前で降ろされて歩いてきた観光客なんて私たち以外にはいなさそうでした。

しかも地図すら持っていない。でもキノコの頭のようにポコポコと頭でっかちの岩がたくさん見られて、なんだか不思議な景色に癒されました。
海風による侵食でこうなったのだとか、海辺の景色と合わせて楽しめるところでした。

次は野柳から九份へ。さてやっぱりここでも行き方を調べておらずどうしたもんかと。
タクシーを探して港をうろうろするところからまたつづります。