朱家角鎮は、上海市の青浦区にある古鎮です。またまた上海留学当時のお話です。

通っていた大学の行事の一環で、留学生みんなで行きました。大型バスで何台も乗り付けたような記憶があります。
留学当時通っていた上海外国語大学の分校が、この朱家角鎮より車で30分ほどの場所にあり、そこへ見学に行ったついでに観光もしてきたのです。

残念ながら地下鉄や電車の駅は近くにないので、交通手段はバスかタクシーになります。のちに行き方の簡単な紹介もしますね。

三国時代にはすでに存在していた水郷

かなり歴史ある水郷で、非常に趣があります。
そのノスタルジックな風景は、数多くの映画やドラマの撮影のロケ地として重宝されているそうです。

確かに映画のセットのようなアングルの写真がたくさん撮れそうな場所でした。
この時、少しバスに酔ってしまったために、テンションが上がらず写真もあまり撮れなかったな。。。

水路に浮かぶ舟でのんびりと

水郷らしくいくつもの水路が町中を巡っており、小舟で移動することができます。

私が訪れた時はあいにく小雨がぱらつき、あまりそんな気分にはなりませんでしたが、水路に続き石橋も多く架けられていたり、橋をくぐって水路をゆらゆら進むコースなど、観光の合間にどうでしょう?

生活の中の水路

町全体を縦横無尽に造られた運河のおかけで、近隣の産物が集まり、川岸には定期市がひらかれたり商業が栄えたそうです。
朱家角に暮らす人々の家は、川側に勝手口をつくっており、そこから舟で運搬される荷物から直接購入し、お店まで行かずに買い物ができるというわけです。

水郷ならではの便利なお買い物システムですよね。家に居ながらお買い物、現物確認もできてネットでお買い物するよりいいかもしれません!
出不精に私には持って来いの生活スタイルに思えてなりません。

行き方

上海体育館バスターミナルから30分おきにバスがあり、約2時間かかかります。

上海体育館は徐匯区にあり、上海市内でもとても栄えているエリアになります。
上海体育館駅は地下鉄1号線なので、上海市内の中心からならたいていどこからでも乗り換えて行くことができますよ。

大都会上海の近代的な町並みと、観光地化されたスポットに飽きたら、ぜひ行って見てください!
上海近郊には朱家角以外にもいくつか水郷の町があるので、お好みの町をピックアップしてぜひ行ってみてくださいね。