南昌のいろんな意味で衝撃的なホテルの部屋を後にして、
南昌市の隣の九江市の星子という村へ向かいました。南昌からバスで約2時間です。

星子のホテル

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星子に着いてすぐ、その日に泊まるホテルを探してもらいました。
ここも安かった!ツインで一泊約1000円ほど!!
これはものすごく田舎に来たのだと実感できる安さです。

当時、留学中に滞在したのが大学敷地内にあるホテルのツイン。
それが寮代わりだったので。そこでも一応3つ星で約1200円くらい。
サービスは星なしでしょ?ってレベルでした。

とにかく「その寮の部屋よりも広くて安いね〜」なんて喜んでいたら、
シャワーのお湯が出ない!!
友達が入った直後、早くに眠りたかったのでシャワーを浴びようと入ったら…
途中から水に変わりました。夜と朝で入ればよかったんですよね。

廬山に登る

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ホテルにチェックインしたあと、山登りをすることになりました。
ここ星子は廬山の麓の村なのです。
それほど急でもなく、小一時間ほどで山頂まで行くことができます。

都会の上海とは異なり、空気のきれいな場所で自然の美しさを楽しみました。
中国で黄山という山にも登ったことがありますが、それに比べると登山自体は楽な方でした。

登山客の数も圧倒的に少ない点や、おそらく日本人や外国人などの観光客はほとんど来ないという点で非常に満足感がありました!
人と違うことをしてみたいお年頃だったのでしょう。

星子出身者は入山は無料で、それを判断するのは星子独自の方言でした。
あれだけ広い国土があれば、本土の人間が沖縄や離島のお年寄りが話すような方言を聞き取れないのと同じように、方言でも外国語レベルに異なるというわけです。

ロープウェイ

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下りの道はないわけではないと思うのですが、帰りはロープウェイに乗りました。

これ、遠くに小さく写るとおり、窓がなく1人乗りの小さなゴンドラなんです。
高いところは平気なほうですが、安全面に不安のある乗り物には違いありませんでしたね。

慣れとは恐ろしい・・・
上海生活が半年を過ぎたら、こんなものでも普通に乗ってしまえるのですから。

夕食

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こちらは星子料理?だと思われます。
知人が適当に注文してくれたのでいまいちよくわかりませんが、おもてなしの気持ちは伝わりました。

中国人は料理が食べきれず残るほど振る舞うのが当たり前。
何品も運ばれてきて、やはり全部は食べきれませんでした。
浙江あたりの料理の味付けに近かったのか、特に違和感なく美味しくいただきました。

噴水ショー

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星子の名物のようです。ライトアップされた噴水ショーがきれいでした!

知人はお医者さんで忙しいようで、噴水ショーを見たあとはお仕事に行き、友達と2人ホテルで早めに休むことになりました。

朝食

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翌朝ホテルに迎えに来てくれた知人と共に、小さな飲食店に朝食をとりに入りました。
そこで食べた焼き餃子のうまさに衝撃を受けました!!

中国で餃子と言えば、水餃子で茹でたものが一般的。
1日経った作り置きの餃子を焼いて食べるとか。それがこんなに美味しいなんて!
しかも冷めていて冷たいにもかかわらず!です。

今でもあの味は忘れられません。

こうして星子滞在を終えて南昌駅に戻り、次の目的地である桂林へと向かう旅が始まりました。
やっぱりそれもノープランです。