前回はお買い物三昧なお話になりましたが、忘れてはいけないマラケシュの観光地。
いつくか紹介していきます。
神学校ベン・ユーセフ・マドラサ
イスラム神学校として建てられた建物です。
アラブ・アンダルシア建築の最高傑作と言われています。外観からはわからない、内部の化粧漆喰やタイル、床に天井など様々な凝った装飾が施されており見事です。
道を挟んで反対側にベン・ユーセフ・モスクという、メディナの中で最大のモスクがありますが、入れるのはイスラム教徒のみ。外から見学しましょう。
マラケシュにも革なめし職人地区
フェズにある革なめしのほうがメジャーなようにガイドブックで紹介されていますが、ここマラケシュにもあります。
ちょうど先のベン・ユーセフ・マドラサのすぐそばにあり、入場や写真撮影は無料だそうです。
ただし案内人へのチップが必要です。
フェズまで見に行く時間がないならこちらでどうぞ!
今でも国王が宿泊するバヒア宮殿
スペイン・グラナダのアルハンブラ宮殿に負けない芸術性の高い宮殿だそうで、その美しさは必見です!
アンダルシアに持ち込まれたイスラム建築とモロッコのこうした美しい宮殿それぞれを見比べてみたいものですね。
エル・バディ宮殿
メディナ(旧市街)を取り囲む城壁の内側、その南側のエリアに史跡地区があります。
先に紹介したバヒア宮殿の近くですが、こちらのエル・バディ宮殿は更に城壁で囲まれた中にあります。
王宮やモスク墳墓群とともに、こちらのエル・バディ宮殿があります。
宮殿は廃墟ではありますが、ジャマ・エル・フナ広場の喧騒とは打って変わってそのギャップを感じるでしょう。広大な中庭と遺された建物から想像するのみですが、当時の栄華を垣間見ることができるかもしれませんね。
せっかくなので、元来た道を戻らずに、帰りにはアーチが美しいアグノウ門を通って史跡地区内を抜けるのがオススメです。
タイル張りのレストランがいい!
タイル好きの人間にはたまらない空間です!!
これだけ町中にモロッコタイルが溢れていると見慣れてきて、それほどテンション上がりっぱなしではないかもしれませんね。でも内装としての美しさ、レストランだけではありません。
邸宅を改装した素敵なリヤドに泊まる
1000年以上もの歴史あるモロッコ独自の建築文化“リヤド”。
メディナ(旧市街)の中にたくさんあります。
こんな素敵な所に泊まれたら。。。
自宅もこんな風にしてしまいたい欲望がふつふつと。
普通のホテルより強烈に印象に残りそうです!
マラケシュだけでかなりモロッコを満喫した気になれそうですが、そんなモロッコ旅行、言葉がわからず面倒だと言う方は公認ガイドを雇ってみては?
英語が通じない土地でなら、色んな面でスムーズな旅になりそうです。
町中で“自称”公認ガイドやらが声をかけてくるのも面倒だし、日本語が堪能な方もいるのでいいかもしれないです。ただし時間が無駄になるようなお土産やさんめぐりは最初からお断りしておきましょうね。